昨年末、ソフトバンクBBの流通事業のトップ、溝口泰雄氏に取材を申し込んで、紆余曲折の末、ようやくアポイントメントが取ることができました。恒例の年頭所感の企画で、広報担当者に「時間を取ってくださってありがとうございます」と伝えると、「実は私たちもしばらく会っていなかったんです」という答えが返ってきました。
ソフトバンクグループは、昨年7月に携帯電話大手の米スプリント、また今年1月にモバイルデバイスの大手卸事業者の米ブライトスターと、米国のモバイルデバイス関連の企業を立て続けに買収・子会社化しました。溝口氏は、買収後の調整などで、頻繁に米国に出張していたようです。
そして4月1日、ソフトバンクBBからモバイル流通関連の事業が分社・独立し、ブライトスターの子会社としてソフトバンク コマース&サービスが誕生。社長には溝口氏が就任しました。
海外での買収劇から国内でのモバイル関連流通専門会社の設立。今後、どのような事業を手がけていくのでしょうか。日米のIT流通が大きく様変わりする可能性があります。『週刊BCN』4月7日号の「KEYPERSON」は、溝口氏にご登場いただきました。(佐相彰彦)
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<トップインタビュー>ソフトバンク コマース&サービス 代表取締役社長兼CEO 溝口泰雄 グループNo.1のチャレンジカンパニーをつくるメールマガジン「Daily BCN Bizline 2014.4.14」より