庶民派の韓国料理

　「庶民的な感じの店で申し訳ない」と少し照れつつ、本場の韓国料理を楽しむことができる「ヌルンジ」を紹介してくれたのは、セキュリティ製品メーカー、アンラボの姜尚郁社長。姜社長は韓国出身だが、長年、日本ヒューレット・パッカードに在籍するなど、日本で外資系畑を歩んできた。今年8月、韓国に本社を置くアンラボの日本法人のトップに就任し、「人生で初めて韓国企業に勤務することになった」と語る。

　そんな姜社長だが、外資系企業での仕事歴とは裏腹に、食に関しては以前から韓国にこだわり、「本場の味を味わいたいときは『ヌルンジ』に足を運んでいる」とか。オススメは、豚のバラ肉をスライスして焼き、絶妙な味を引き出す「サムギョプサル」。東京・赤坂に店を構える「ヌルンジ」は、「いつも満席になるほど賑わっている」そうなので、夜は早めに予約を入れておきたい。（独）


東京都港区赤坂2-13-8 赤坂ロイヤルプラザ1階
03-3589-2583
平均予算：1000円前後（昼）
　　　　　3000円前後（夜）