先週末、人生で初めて上海ガニを食べました。今が旬とあって、蒸しあがったカニの甲羅を引きはがすと、中にはカニミソがたっぷり。とても濃厚で美味でした。オスでしたので、白子もたくさん。食べたのは1匹だけですが、カニミソと白子で二度楽しむことができました。
上海ガニは、中国では「大閘蟹」と呼ばれていて、10~12月が旬。とくに10月はメスが、11月はオスが美味だとされています。なかでも江蘇省蘇州市の陽澄湖産は最高ブランドで、最近では、陽澄湖産をうたったにせものも相当数市場に出回っているようです。素人目では見分けることが難しいので、お店選びは慎重に――。
『週刊BCN』では、毎週ITキーマンの行きつけの飲食店を紹介していますが、過去に上海ガニがおいしいと評判のお店を2店紹介しています。一つは、上海電通信息服務(ISID上海)の秋山修司氏がお勧めする上海・九江路の「成隆行蟹王府」。100~700元程度と、予算に応じてセレクトできるそうです。
もう一つは、吉積情報の秋田晴通氏が勧める「台湾料理 光春」。こちらは東京・世田谷区にあるそうですので、日本の読者の皆さんも、ぜひ足をお運びください。(上海支局 真鍋武)
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吉積情報 取締役 秋田晴通 氏の行きつけの店上海電通信息服務有限公司 事業推進本部部長 秋山修司 氏の行きつけの店メールマガジン「Daily BCN Bizline 2014.11.28」より