NTTコミュニケーションズ(NTT Com、有馬彰社長)は、中国・上海に1000ラック規模の新たなデータセンター(DC)「上海 プードン データセンター」を開設し、11月20日にサービスの提供を開始する。

「上海 プードン データセンター」の外観(イメージ)

 「上海 プードン データセンター」は、NTT Comが中国本土で初めて設備設計・構築・運用までを自社グループで行うDC。NTT Comが品質やコストを一元的にマネジメントするので、ユーザーは安定した品質のDCサービスを、上海の他のDCと比べて約2割の低コストで利用できる。

 サーバールームの面積は約2600m2で、災害時の停電や設備故障、設備点検時の機能停止に備えて、電源・空調・通信ルートなど各種設備の冗長化を図った。電力供給の可用率は99.9999%で、1ラックあたり10kVAの高密度な電力供給に対応。さらに、複数の中国通信会社のネットワークを利用できるキャリアニュートラルポリシーの採用によって、ネットワークルートやキャリアを冗長化した可用性の高いネットワーク構成を実現する。

 NTT Comは、新DCでコロケーションサービスを提供するほか、今後はクラウドサービス「Bizホスティング Enterprise Cloud」の基盤としても活用していく。中国本土で高度なICT基盤を求める金融機関や製造業、ITサービス事業者などに提案していく。