台湾大手のコンピュータメーカー、クアンタ・コンピュータが、日本法人を設立しました。クアンタ・コンピュータは、「Quanta」ブランドでサーバーやストレージ機器、ネットワークスイッチなど、ハードの開発・販売に特化した企業。厳しいといわれるハードウェアの世界で、3兆円規模の売り上げで成長し続けています。高性能で、安いことが人気の秘密です。
日本法人クアンタ・クラウド・テクノロジー・ジャパン(QCTジャパン)は、日本で「Quanta」を拡販することがミッション。設立記念のパーティには、以前から「Quanta」製品を取り扱う国内の販売代理店も参加していました。他メーカー製のサーバーも売るその販売代理店は、「『Quanta』は今の時代に即したサーバー」と評価していました。
最近は、クラウドサービスを提供するデータセンター(DC)事業者が性能の高い低コストサーバーを探していて、「Quanta」はそのニーズにぴったりあてはまるというのです。「Quanta」が日本でどのような存在になるのでしょうか。サーバーメーカーが多い日本で、業界の再編が進みそうな気がします。(佐相彰彦)
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台湾大手コンピュータメーカーのクアンタが日本法人を設立メールマガジン「Daily BCN Bizline 2014.12.15」より