『週刊BCN』では、IT企業の社長や業界団体のトップに方針などをたずねるインタビュー「キーパーソン」を連載していますが、昨年から、その週、「キーパーソン」に登場している方の写真を本紙の表紙に載せています。毎年の新年号で、NECと富士通の両社長に取材する“ダブル・キーパーソン”を掲載しているので、2015年1月12日号では初めて、二人の経営者――NECの遠藤信博社長と、富士通の山本正已社長の写真が表紙を飾りました。

 外資系ITメーカーが日本市場に進出し、事業拡大を図るにあたり、ぶつかるのは、競合になる国産メーカーが多いという壁です。純粋なITメーカーであるNECと富士通に加え、強いIT部門をもつ総合メーカーの日立製作所も加わり、3社も国産大手が市場を握っている勢力図になります。世界のどこの国をみても、日本ほど力強い国産メーカーがひしめくIT市場はないでしょう。

 そういう意味から、1月12日号の表紙は象徴的といえそうです。しかし、国内IT市場が成熟し、大きな伸びをみせない環境下にあって、もともと事業構成や売上規模が似通っていたNECと富士通はここにきて、それぞれの「違い」を明確にしつつあり、どこのメーカーがどんな分野に強いかといった市場構成が少しずつ変わるようにみえています。商材のポートフォリオに関しても、両社の差が出てきています。遠藤社長と山本社長は、2015年の方針をどう語ったのか。下記URLからご覧になれます。(ゼンフ ミシャ)

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<KeyPerson>NEC 代表取締役 執行役員社長 遠藤信博 「(日)本(電)気」の試金石
<KeyPerson>富士通 代表取締役社長 山本正已 ハードウェアがあってこそのポートフォリオ
メールマガジン「Daily BCN Bizline 2015.1.19」より