AI(人工知能)やロボティクスは、次のITビジネスの大きなトレンドになると期待されています。IT業界のビジョナリーカンパニーであるIBMが「Watson」に力を入れたり、時代の潮目に敏感なソフトバンクが「Pepper」を担いできたりするのをみると、真実味が増すというものです。

 また、ネットと親和性の高いコンテンツ配信など手広く事業を展開しているDMM.comは、販売力やマーケティング力に乏しいベンチャー企業と組んで、ロボットの販売や一次サポートといったディストリビューションに相当する「ロボットキャリア事業」を、この1月に開始しています。

 アプリケーションソフトの開発や構築、サービスをメインとする私たち情報サービス業界にとって、AIやロボティクスとの最大の接点は、ビックデータ分析やUI(ユーザーインターフェース)の領域が大きいように思います。

 例えば、ユーザー企業の経営者が「今日の業績は?」と問うと、iPhoneのSiriのような滑らかな声で「昨日よりも少ない○○百万円、ライバルA社の打ったキャンペーンが足を引っ張っているようです」などと回答する。ロボットがBI(ビジネスインテリジェンス)からデータを引っ張ってきて的確に答える未来を想像すると、なんだかワクワクしませんか。(安藤章司)

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「IT+ROBOT」なベンダーを求む! 出でよ ロボットインテグレータ

メールマガジン「Daily BCN Bizline 2015.2.5」より