2015年末に「ASEAN経済共同体(AEC)」が発足します。発足後は、合計約6億の人口をもつASEAN域内での、ヒト・モノ・サービスに関わる貿易の自由化が進み、経済の活発化が予想されます。
これを商機と捉えて、最近、ASEAN地域に進出する日系企業も増えています。ただし、ASEAN地域には多様な言語や文化、慣習、宗教が存在するので、市場を取り巻く環境は非常に複雑です。日系企業がビジネスを成功させるためには、市場を的確に捉えたうえでマーケティングを行うことが重要です。
電通国際情報サービスのシンガポール子会社では、このたびASEAN諸国のマーケティングに特化した、データサイエンス専門組織を新設しました。現地に精通したデータサイエンティストが、地域の特性に関するビッグデータ収集・解析作業を行い、企業のマーケティングを支援するコンサルティングサービスを提供していきます。(上海支局 真鍋武)
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ISID シンガポール、データサイエンス専門組織を新設、東南アジアでのマーケティングを支援メールマガジン「Daily BCN Bizline 2015.8.28」より