毎年10~11月にかけては、IT系の大型イベントが目白押しです。どのベンダーも、ここぞとばかりに“イチ押し商材”を展示するのですが、今年、一番印象に残ったのは東芝でした。
東芝は「IoT、ビッグデータ、AI(人工知能)」の、いわゆる“デジタル・トランスフォーメーション三種の神器”に焦点を絞って展示。初めて東芝のイベントに来た人ならば、東芝がIoTやAIの専業ベンダーかと見まがうほど。
センサなどのデバイスを自社でつくることができるメーカーとしての強みを、IoTビジネスに生かすとともに、顧客やビジネスパートナーとのオープンイノベーション方式による協業によって、顧客はもちろん、自らのビジネスも革新できると、手応えを感じているようです。(安藤章司)
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東芝、オープンイノベーションフェアでIoTとAIを軸に新サービスを公開 メールマガジン「Daily BCN Bizline 2016.11.10」より