中国のクラウド市場が活気づいています。工業和信息化部(工信部)は今年4月、今後3年間の発展計画を発表。2019年のクラウド産業規模を15年比で3倍弱にする強気の目標を掲げました。

 クラウド事業に力を注ぐITベンダーは増えていますが、市場では課題も浮上しています。例えば、競争の激しいSaaSの領域では、多くのベンダーが、ユーザーの囲い込みを図るために、無料ないしは非常に安価でサービスを提供。先日取材した地場ITベンダーの幹部は、「何年経ってもSaaSでは儲からず、将来性が見込めない事態が生じている」と、実態を話しました。(上海支局 真鍋武)