日中関係には波があるものですが、最近は雪解けムード。日本の中国を見る目も、最近は以前ほど厳しくなくて、「これまでと違い、日本側が中国から学ぼうとする姿勢を示し始めた」との声を、よく聞くようになってきました。社会インフラとして定着したモバイル決済や、爆発的に発展したシェアリングエコノミー、スタートアップの台頭など、世界をリードする中国のビジネスモデルやサービスのいまを肌で感じ取ろうと、現地への視察を強化している企業や団体は少なくありません。

 先日の共産党大会で、習近平総書記は中国の「新時代」入りを宣言し、これからの経済社会の発展に次世代情報技術を重視する方針を明確に示しました。法人IT市場で特色ある技術やサービスが続々と生まれる可能性があり、日本のITベンダーも目を向けておく必要がありそうです。(上海支局 真鍋武)