11月7日から9日まで、中国浙江省の烏鎮に行ってきました。中国国内で人気の観光地ですが、訪問の目的は旅行ではなく、世界インターネット大会を取材するためです。大会では、サイバー空間の統治に向けた国際的な枠組みづくりを目指す中国政府の方針が示されたほか、国内外のインターネット関連企業がブースを設け、最新の技術やソリューションを紹介していました。

 過去の大会では、初日の開幕式に習近平国家主席が出席したり、ビデオメッセージを寄せたりしていましたが、今回は書面の祝賀メッセージだけ。大会で具体的な政策への言及もなく、今までと比較すると、若干、盛り上がりに欠けた感があります。

 なお、中国政府は大会期間中、外国メディアに対し、普段は規制している海外のサイトへの自由な接続を認めました。3日間だけですが、自由にインターネットが使える環境を体験し、個人的にはこちらの方がいいなとあらためて実感しました。(上海支局 齋藤秀平)