中国で、少子高齢化が懸念されています。国家統計局のデータによると、2018年に生まれた子どもの数は前年比200万人減で、過去最低規模になったそうです。中国国内では、晩婚や未婚が増加しており、すでに少子高齢化が始まっているとの見方もあります。中国メディアによると、婚姻率が特に低いのは、上海のような都市部だそうです。上海で中国語を教えてもらっている20代前半の女性に話を聞くと、「親は早く結婚しろと言ってくるが、自分の将来のことを考えると、まだ結婚はしたくない」と話していました。

 日本では、すでに少子高齢化が深刻な問題になっており、企業はあの手この手で対策を取っています。その一つとして挙がるのが海外進出で、IT業界でも海外に目を向ける動きが出ています。日本情報技術取引所(JIET)は先日、上海市で初めての商談会を開催しました。JIETの酒井雅美理事長は、少子高齢化による労働人口の減少を引き合いに出し、日本企業の海外展開の重要性を強調。その上で、「今回の交流会を未来への一歩にしたい」と意気込みを語っていました。(上海支局 齋藤秀平)