以前、携帯電話料金の引き落とし先を変更するついでに契約内容を確認して、自分が毎月支払っている料金に驚いたことがありました。使ったこともないサービスやオプションに気付かず契約していて、2000円ほど余計なお金を支払い続けていたんです。それでなくてもこれまでの携帯の料金体系は機種代や通信費、それらに対する割引などでかなり複雑になっており、自分が何にいくら払っているのかきちんと理解しようとすると時間がかかります。最近になって総務省からの指摘もあり携帯料金の見直しや値下げが進んでいますが、キャリアには消費者視点に立って分かりやすい料金体系を考えてもらいたいものです。

 ITシステムを導入する場合においては、必要な機能を持った製品を個別に導入していくより、あらかじめ複数の機能がまとめられたパッケージで導入する方がコストも明確です。先日、日本マイクロソフトとパシフィックビジネスコンサルティング(PBC)、日本ビジネスシステムズの3社が設立した中小企業向けERPの販売コンソーシアムの会見では、データ活用の観点からマイクロソフトの中小向けERPが“オールインワン”であることをアピールされていましたが、それはデータを統合的に活用できるということだけでなく、料金体系のシンプルさという意味でもメリットがありそうです。(銭 君毅)