久しぶりに近所の中華料理店を訪れたところ、油汚れで黄色くなっていたキャッシュレジスターが、iPadに置き変わっているのに気付きました。「店長のところもクラウドのレジを入れたんですね」と聞いてみると、「あ、クラウドってこれのこと? 最近テレビで宣伝してるけど」という返事。店長さんは、「クラウド」という言葉を聞いたことがあったものの、それが何かは知らなかったそうで、自分もクラウドを使っているとそのとき初めて認識したようでした。

 金額計算しかできなかった以前のレジと異なり、タブレット端末で使えるPOSレジアプリは安価でありながら高機能。売れ筋商品や顧客属性の分析などが可能ですが、この店では「難しそうなところはまだ触ってないよ!」ということで、利用しているのは基本的な会計機能のみ。それでもレジ締めが楽になるなど、早くも生産性向上を実感しているといいます。

 店長さんが特に気に入ったポイントは、「ジャーナル(取引履歴)の紙を保存しなくていい」こと。保管義務のあるジャーナルを、大量のロール紙からサーバー側保存に移行できるのが何よりありがたいとのこと。「ネットの“向こう側”でうまいことやってくれる」というクラウドの価値は、クラウドが何たるかをあえて説明するまでもなく理解されているようでした。(日高 彰)

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