1月13日、驚きのニュースが飛び込んできました。2012年から米ヴイエムウェアのトップを務めてきたパット・ゲルシンガー氏が、2月15日付けで米インテルのCEOに就任するというのです。ゲルシンガー氏といえば、若くして「80486」CPUの開発リードを務め、インテルの初代CTOに就任するなど、インテルの天才技術者として知られる人物。インテルに30年勤務した後、09年からEMCでCOOを、そしてヴイエムウェアでCEOを務めていましたが、12年ぶりに古巣への復帰となりました。

 筆者はインテル時代、ヴイエムウェア時代の両方で同氏に話を聞いたことがありますが、言葉を選びながら、複雑な技術も大きなビジネス課題も分かりやすく、かつ情熱的に話す姿がとても印象的。報道関係者の間でも、人気のある企業経営者の一人です。

 インテル時代は、どこか“ギーク”な風貌を残していたゲルシンガー氏ですが、経営トップを長年勤める間に、そのたたずまいはエグゼクティブそのものになりました。新製造プロセスの立ち上げに苦戦するなど、難しい局面に立たされているインテルを、技術に加えて経営のスキルも身につけた同氏がどう率いるか、今からとても楽しみです。(日高 彰)

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米インテルがトップ交代 ヴイエムウェアCEOのゲルシンガー氏が復帰