テレワークの浸透で、従来以上に「働きぶりをどう管理するか」が経営者側にとって課題となっています。オフィスの外にいる従業員がしっかりと働いているか不安に感じる経営者も多いのではないでしょうか。

  近年、さまざまな企業がテレワーク下で従業員の業務環境を可視化するサービスを展開しています。PCの稼働時間や各種アプリケーション、クラウドサービスの使用状況などを把握し、労働者がどのように働いているかを抽出してくれます。管理者にとっては、勤務状況を適切に把握できる有益なツールといえるでしょう。

 ただ、管理される側にとってみれば、これらのサービスは「上司に監視されている」と窮屈に感じてしまうかもしれません。しかし、業務環境を可視化することは労働者にとっても利益になる面があります。1日の業務における非効率な部分を第三者の視点で洗い出すことで、生産性を高めるためのヒントが得られるからです。

 大切なのは、サービスを導入する目的を明確にすることでしょう。単に監視(管理)したいというだけでは、労働者の理解は得られません。労使双方が「望ましい働き方」についての明確なイメージを共有し、その実現に向けてどのようにサービスを利用していくかを発信することで、良い労働環境を創出できるのではないかと思います。(藤岡 堯)

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