今日のひとことWeb版

会社を大きくする楽しさをもう一度

2021/07/15 10:00





 「客先にサーバーを設置するタイプのデータウェアハウス(DWH)のユーザーが続々とクラウドベースの当社DWHサービスへ移行している」と話すのは、米スノーフレイクのアジア太平洋・日本地域社長を務めるジョン・ロバートソン氏です。遠回しにオラクルやテラデータなど老舗DWHベンダーに対する競争心をあらわにします。

 スノーフレイクは、会社設立からわずか8年目の昨年秋に米本国で株式を上場するなど、急成長しているクラウド型DWHベンダー。AWSやAzure、GCPと主要なクラウド基盤が選ぶことができるほか、クラウド上でデータの売買ができるのが売りです。

 カナダ出身で日本語堪能なロバートソン氏は、ヴイエムウェア日本法人の社長を長らく務めたことでも有名。「『仮想サーバーって何ですか?』と聞かれるほど低い知名度の時代からヴイエムウェアを大きくしてきたことがとても楽しかった」と振り返ります。スノーフレイクでは、「日本でまだマイナーなクラウド型DWHをメジャーにする楽しさを再び味わっている」と話していました。(安藤章司)

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クラウド型DWHの米スノーフレイク 国内のマルチクラウド対応を推進 クラウド移行でDWHデータ量が2.7倍に
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