新型コロナウイルスの感染拡大によって、コミュニケーションのあり方は大きく変わりました。企業にとっては日々の営業活動や展示会などがオンラインに移行し、経費や手間の削減をはじめとするメリットを感じる一方、対面のようなコミュニケーションが成立せず、なじめない人も多いのではないでしょうか。

  記者もその一人です。取材の大半がオンラインとなって久しいですが、今一つ慣れていません。移動時間が削減できるなどの利点も大きいものの、雑談が難しかったり、表情や言葉の間などの言外のコミュニケーションがつかみにくかったりと、不便な点を感じています。記者の能力によるところも大きいのでしょうが、やりにくいというのが正直な気持ちです。

 日立ソリューションズは、米6Connexが展開する仮想空間クラウドサービス「6Connex Virtual Event Platform」の販売を開始しました。展示会や説明会、セミナーなどのイベント会場を仮想空間上に構築し、非対面のイベントや商談の質向上を支援するサービスです。決して対面と同様の体験を得ることはできませんが、オンラインイベントの質を高め、主催者、参加者の満足度向上を図っています。

 このサービスの記事を書いていて、取材活動を仮想空間の中で行えるシステムができないかと空想しました。対面取材の利点は再現できなくとも、オンラインでの取材を充実できる方法はあるかもしれません。ビジネスとして成り立つかは正直微妙なところですが、どこかの企業が開発してくれたら、なんて淡い期待を寄せています。(藤岡 堯)

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日立ソリューションズが仮想空間クラウドサービス、非対面のイベントや商談の質向上を支援