今日は何の日

<今日は何の日>1月11日『塩の日』

2023/01/09 09:00

週刊BCN 2023年01月09日vol.1952掲載

塩の役割

 一口に塩といっても、様々な種類がある。大きく分けると海水塩、岩塩、湖塩の三種類があり、国土の四方を海に囲まれている日本で作られているのは、海水塩がほとんどを占める。岩塩は採れず、湖塩については、当然だが日本に塩湖がないため生産されていない。ただ、温泉水から作られる塩はあるそうだ。

 塩といえば、調味料としての役割がある。それとは別に、身や場を清めたり、邪気を払ったりする用途もある。具体的には盛り塩や土俵にまかれる塩などが当てはまる。

 一説によると、そうした塩の使い方は、古事記の記述が起源になっているとされる。イザナギノミコトが黄泉の国から帰ってきた際、海に入ってみそぎをし、身のけがれを取り除いたそうだ。イザナギノミコトがどのような意図で海水に浸かったかは定かではないが、結果として、後世の日本人は塩に清めの効果を見いだすようになったようだ。

 塩は人間が生きていく上で欠かせない。日本人にとっては、風習の面でも大切な存在といえるだろう。新しい年の平穏などを願う際は、家に盛り塩を置いてみるのもいいかもしれない。(留)
 


由来
1569年に武田方の領民が今川氏によって塩を絶たれていることを知った上杉謙信が、武田信玄と交戦中にも関わらず塩を贈った日とされていることから。
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