先日、土木建設関連の事業を営む山口県の中小企業が、水質を予測するAIを開発したというニュースがありました。

　この企業はごみ最終処分場を運営しており、業務の中に排水の水質管理があります。従業員が毎日pH値を測定していましたが、人手不足を背景に、現地調査を減らすためAIの活用を開始。過去の管理データをAIに学習させ、2日後の放流水のpH値を予測するモデルを構築しました。

　NTTコミュニケーションズがサポートし、同社が提供するノーコードAI開発ツールを活用したとのこと。ITの専門知識に乏しい企業にとって、このような支援は業務効率化に向けた強い味方です。課題の吸い上げから実装まで伴走し、一社でも多くの経営課題解決につながることを願っています。（春菜孝明）

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NTTコミュニケーションズ、ノーコードAI開発ツールの活用を推進 中小企業のDX支援を強化