NTT西日本とアイリスオーヤマは、フィジカルAIとIoT領域でのDX推進に向けた業務提携に関して基本合意を締結しました。情報通信やICTの知見を持つNTT西日本と、幅広い商品を扱うメーカーであるアイリスオーヤマが組むことで、社会課題である労働力不足に対応するソリューションを提供していくと表明しました。

　提携の第一弾として、NTT西日本は「AIロボティクスプラットフォーム」を提供。アイリスオーヤマが新たに内製した法人向け清掃ロボット「JILBY」に連携させてフィジカルAIを実現するとしています。AIエージェントの実装でユーザーと言葉によるやりとりができ、また蓄積された清掃データを基に最適な清掃ルートや時間帯などを提案することで、業務効率化と最適化が図れるとのことです。

　人手不足が深刻になる中、代替の労働力になり得るロボット関連市場はこれから大きく拡大することが期待されています。JILBYの発売は2026年半ばの予定。今後の両社の取り組みにも注目です。

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NTT西日本とアイリスオーヤマが業務提携で基本合意 フィジカルAIとIoT領域でのDX推進