▼18歳の時に自動車運転免許を取得したが、大学卒業後、東京で就職したのを機に、運転することはほとんどなくなり、ペーパードライバーになった。それから10年以上たったが、諸事情によりこの数年は月に一度、数時間の運転をする生活になっている。最初は緊張していたが、現在は、少しの余裕を持って運転できるようになった。
▼自動車市場では、自動運転技術が進化している。限定された地域ではあるものの、特定条件下でシステムがすべての運転操作を行い、無人状態で走行できる「レベル4」の巡回バスが運行するまでになった。AIの活用も進んでおり、今後はさらに技術は発展していくだろう。
▼システムが完全に運転を行う「レベル5」の実現に向けては、法整備やセキュリティーをはじめとしたリスクへの対応といった課題がある。それらが解消され実現すれば、飲酒運転など人のミスによる交通事故の減少といった効果が予想される。免許のあり方も変わり、ペーパードライバーという言葉はなくなるのかもしれないなどとも想像する。実際にレベル5が社会実装されるのは、まだ先の話になるが、どういった将来が訪れるのか楽しみにしたい。(帆)