店頭市場ピックアップ
デジタルカメラの販売動向
2003/12/29 16:51
週刊BCN 2004年01月05日vol.1021掲載
ソニーがトップに浮上
シェア23%を獲得

同製品の発売が功を奏し、ソニーは9週連続で首位を維持していたキヤノンの牙城を崩すことになった。キヤノンは、「イクシーデジタル」と「パワーショット」のラインアップに加え、低価格の一眼レフデジカメ「イオス・キス・デジタル」を追加したことで需要を増やし、トップシェアを堅持していた。デジカメ市場は、12月第3週が台数ベースで前年同週比87%増、金額ベースで同76%増と依然として好調で、ショップにとってプラス成長を続ける売れ筋機器の1つだ。デジカメは薄型テレビやDVDレコーダーと同様、デジタル機器の「新3種の神器」といわれているだけに、需要が一段と増える可能性が高い。
そのため、04年は以前にも増してデジカメメーカー各社の熾烈なシェア争いがヒートアップしそうだ。ソニーやキヤノン以外にも、カシオ計算機やニコン、富士写真フイルムなどが上位5位以内に入っており、虎視眈々とトップシェアを狙っている。
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