店頭市場ピックアップ
携帯オーディオの販売動向
2004/08/09 16:51
週刊BCN 2004年08月09日vol.1051掲載
アップル、リオが急伸
iPod miniなど新製品がけん引
同期間での販売金額シェアを見てみると、アップルが59.3%で6割近い金額シェアを獲得した。2番手はソニーの10.1%、3位はアイリバー・ジャパンの8.1%、4位は低価格モデルを投入したリオ・ジャパンの6.7%だった。ソニー、アイリバーは安定した販売台数を堅持しているものの、アップルとリオが新製品投入で販売台数を伸ばしたため相対的にシェアを下げた。
6月28日-7月4日の販売台数を100とすれば、直近の7月26日-8月1日の販売台数はアップル323%、リオ261%と急激に伸びたのに対して、ソニー126%。アイリバーは82%と落ち込み、他社の新製品に押された。7月1日-7月31日の月間集計は、アップルが台数シェア40.5%、金額シェア50.8%、ソニー台数11.9%、金額14.22%、アイリバー台数10.9%、金額11.0%、リオ台数8.0%、金額5.4%だった。アップルは新製品iPod miniの発売が7月下旬だったにも関わらず、後半で一気にシェアを拡大した。6月の月間集計でのアップル台数シェアは26.7%に過ぎなかった。
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