その他
【1000号特別企画・躍進する東アジアIT産業圏】 韓国 ITマンション
2003/07/28 21:12
週刊BCN 2003年07月28日vol.1000掲載
家電機器がホームサーバーに
携帯電話や音声認識で、家庭内の家電機器が操作できる――。韓国では、こうしたITマンションの需要が高まりつつある。
現代(ヒュンダイ)建設がメーカー21社と提携して、近い将来ソウル市内に建設する予定のITマンションでは、玄関の開閉には指紋認証を使う。さらに、各部屋の電灯やエアコンなどの操作は音声認識で行えるようになるだけでなく、バスルームには自動で湿気を吸い取るシステムを導入。キッチンでは、煙の量に合わせて自動的に3段階で換気を行うシステムや、汚れた食器を超音波で自動洗浄するシンクなども装備している。
冷蔵庫やテレビなど、ごく普通にある家電機器がサーバーにもなる。冷蔵庫がサーバーの場合は、料理のレシピ検索やレンジ、ガスコンロなどを操作できる端末を搭載してコントロール。テレビの場合は、公共料金の支払い限度額を設定しておけば、料金に合わせて自動的に電気や水道の量を抑える機能を搭載する。
また、大手通信会社の韓国テレコム(KT)が本社内に設置しているショールーム「IT体験館」でも、こうした家電機器を展示しており、将来的には家電機器を遠隔操作できるようになる携帯電話やPDA(携帯情報端末)も展示している。
先進的なITを装備したマンションに暮らすことが、韓国のIT化の象徴的なスタイルといえるかもしれない。
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