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【1000号特別企画・躍進する東アジアIT産業圏】 韓国 インビル(情報化村)
2003/07/28 21:12
週刊BCN 2003年07月28日vol.1000掲載
政府指定の情報化事業、都市型モデルケースに
軍浦市の「インビル(情報化村)」に指定された地域は、7棟のアパートが建ち並んでおり、約8500世帯が入居している。「インビル」とは、韓国政府が地域間の情報格差を是正するために打ち立てた「情報化村事業」で指定された地域のことを指す。
インビルとして指定された地区は、(1)超高速インターネットが利用できる通信網の整備、(2)各家庭に高性能パソコンを普及、(3)先端技術搭載の機器や各種証明書を発行する専用端末などを置く「地域情報センター」の設置、(4)公共機関関連をはじめ、多くの情報を配信する住民向けホームページの開設、(5)地域住民を教育し、地域の情報化をリードする人材の育成プログラムの推進、(6)住民による「運営委員会」の自主運営に加え、各地域の運営委員が参加する中央協議会を通じ、地域を超えた包括的な運営体制の確立――と、情報化のためにあらゆる便宜が受けられることになる。
軍浦市のインビルは、都市型モデルケースとして2002年4月21日に指定された。同インビルの運営委員会では、「アパートなど集合住宅が多い都市部では、ネットでコミュニケーションを図ることにより、住民同士の共同体意識が高まることが最大のメリット」と強調する。
情報化村事業は、都市部や農村、漁村、山村など、さまざまな地域を指定し、都市部と過疎地域をインターネットを通じてコミュニケーション強化することを狙いとしている。ホームページ(http://www.invil.org/)では、観光案内などの地域ポータルの提供だけでなく、実際に地域の経済活性化に直結する農産物などの特産品e-マーケットプレイスを提供。特産品の予約販売による雇用や収穫量の確保、中間マージンを削除した流通の仕組みを提供し、生産者の地域農民と消費者双方から好評を得ているという。
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