国内の大手SIベンダーがオープンソースソフトウェア(OSS)関連の事業を拡大している。NECは米スパイクソース社と共同で、SMB(中堅中小企業)にOSS環境の提供を加速。既存パートナーのSIerやISVなどと展開する「量販モデル」の構築を急ぐ。日本ユニシスは大企業向けのミッションクリティカルな環境にOSSとJavaを利用したシステム構築・保守事業を本格的に開始。UNIX環境の代替システムなどとして、金融や流通業などへの浸透を目指す。ここにきて、OSS環境の導入に足かせだったサポート不足や運用面の問題点などが急速に解消。両社の取り組みで、大規模から小規模までOSS環境が普及しそうだ。(谷畑良胤(本紙副編集長)●取材/文)
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