大手ディストリビュータが、SaaS関連ビジネスに本格的に取り組む動きをみせ始めた。ハードを中心に低価格化が進んで利益の確保が難しいことから、ディストリビュータ各社は単に製品を仕入れて卸すというビジネスからの脱却が最大の課題になっている。生き残りをかけてビジネスモデルを模索しなければならない状況下、新たな収益源としてストック型ビジネスが浮上してきた。自社でSaaS基盤を構築し、販社がSaaSを販売しやすいよう、取次ビジネスを展開しようとしている。ソフトメーカーにとっても販路が拡大するというメリットが期待できるわけで、ディストリビュータの取り組みによって、SaaS販売の新しいビジネスモデルが立ち上がる可能性が出てきた。(佐相彰彦)