2014年3月1日付で、ネットワークインテグレータ(NIer)のネットマークスを吸収するユニアデックスの入部泰社長は、『週刊BCN』の取材を受けて、統合の狙いを明らかにした。ユニアデックスは、ネットマークスのNI部隊を活用し、自社が提供するサーバー/ストレージ構築や保守と組み合わせて統合ソリューションを構成し、ネットマークスの既存顧客を中心に売り込む。

入部泰 社長 両社の親会社である日本ユニシスは、今年11月27日の取締役会で合併統合を決定し、翌日に発表した。今年度中の14年3月に、従業員約3200人、売上高約1300億円となる新生ユニアデックスを走らせ、4月に始まる新年度から統合ソリューションの提案活動を本格化する。社長は引き続き入部氏が務める。また、タイなどアジア7か国にあるネットマークスの海外拠点は、上海子会社を除き、現地企業との合弁会社なので、ネットマークスとしてのビジネス展開を継続する。
入部社長によると、日本ユニシスグループとして以前からユニアデックスとネットマークスの一体化を検討してきた。スイッチなどネットワーク機器の低価格化が加速することを受け、ネットマークス単体での事業展開が難しくなると判断して、このタイミングで統合することに踏み切ったという。「これまでNIの提案しかできなかったネットマークスのお客様に対して、ICT(情報通信技術)をトータルで提案し、急務であるサービス事業の拡大につなげたい」と構想している。
ユニアデックスは、14年4月、新しい3か年事業計画を策定する。ネットマークスの技術力を生かしてソリューション提案力を磨き、入り込みつつある大手キャリアからサービス・サポート案件を受注することに期待を寄せている。さらに、現在、米ユニシスに委託している海外顧客の現地サポートも今後はネットマークスの海外拠点を活用して提供するなど、海外ビジネス体制を見直していくという。(ゼンフ ミシャ)