農業IT市場が本格的に立ち上がってきた。富士通を筆頭に、NEC、日立製作所など、大手ITベンダーは農業ITビジネスを着々と拡大しており、新サービス開発などの投資に積極的だ。調査会社のシード・プランニングは、2013年の農業IT市場規模を66億円と推定し、20年には580億~600億円規模まで拡大すると予測している。農業の領域は、農家のIT投資意欲が低いとみられていたが、近年の大規模農家の増加によって需要が見込めるようになってきた。大手ITベンダー各社は、販売網を拡大するために、農業関連企業とのパートナーシップ構築に意欲をみせている。(真鍋武)