ソラコム(玉川憲社長)と東京センチュリー(浅田俊一社長)、ビープラッツ(藤田健治社長)の3社は2月12日、IoTソリューションをサブスクリプションモデルで提供するマーケットプレイス「IoT SELECTION connected with SORACOM」を開設すると発表した。すでにティザーサイトは開設しており、正式サービスの開始は今年3月を予定している。

 IoT SELECTION connected with SORACOMは、デバイス、通信、アプリサービスなどがまとめてパッケージ化されたIoTソリューションを定額制で提供するウェブサイト。3社の役割は、ビープラッツがサブスクリプション統合管理システムを提供し、ソラコムが自身のパートナーエコシステムの中から提供するIoTソリューションを選定し、東京センチュリーがマーケットプレイスの運営を担う。

 提供されるIoTソリューションはサイト上で契約を完結できる。ユーザーは手軽にIoTの導入を検討できる上、納得のいく費用対効果が得られなかったら、すぐに止めることができる。また、東京センチュリーは、各IoTソリューションで提供されるデバイスをリースサービスとして提供することも検討している。

 IoTソリューションベンダーが同ウェブサイトからソリューションを提供したい場合、ソラコムのパートナープログラムである「SORACOMパートナースペース(SPS)」に参加する必要がある。現時点で提供予定のIoTソリューションは、IT工房Zの「あぐりログ」やソースネクストの「POKETALK」など計6社7ソリューション。SPSには104社のソラコムパートナーが参加しており、正式サービス開始時にはさらに増える可能性がある。

 3社の取り組みには、初期コストや構築の手間といったボトルネックがあるIoT導入のハードルを大きく下げることを目指している。玉川社長は「ここにあるサービスはユーザーごとにカスタマイズをする必要がないほど洗練されたソリューションが集まっている。パートナーの皆さんが売りやすく、ユーザーの皆さんがより使いやすいサービスを目指していきたい」として意気込みを語った。(銭 君毅)