来年のインボイス制度の開始に向け、応研が需要の取り込みを進めている。企業の間では「2025年の崖」問題を見据え、インボイス制度の開始に合わせてスクラッチシステムなどの「手組系システム」からの脱却を目指す動きがあり、これに関する相談が増えているという。藤井隆文・執行役員統括マネージャーは、企業からの引き合いは継続するとみており「大きく成長できるチャンスがきている」と話す。
 
藤井隆文 執行役員

 インボイス制度は来年10月の開始を控えており、各企業が対応を進めている。藤井執行役員は「多くの企業や販売店が、インボイス制度にフォーカスを当てている印象があり、当社への相談は非常に増えている」と語る。

 背景には、企業が抱えるシステムの課題がある。藤井執行役員は、顧客の状況を分析した結果から「十把一絡げに言うと、各企業の中にはExcelやAccess、オフコン、スクラッチシステムといった手組系システムが大なり小なりあり、インボイス制度に対応する上で苦労する原因になっている」と説明する。