Special Feature

「Everyday AI」が変える世界 Dataikuの国内戦略

2023/10/26 09:00

週刊BCN 2023年10月23日vol.1989掲載

 データ活用のためのAIプラットフォームを提供する米Dataiku(データイク)が、国内でのビジネスを加速させている。先行する欧米市場では、すでに多くの顧客から高い評価を得ており、国内でも着実に顧客の獲得を進めている。「Everyday AI, Extraordinary People ─日々のAIで、皆が一歩先へ─」を掲げる新たなプレイヤーは、これまでの世界をどう変えていくのだろうか。
(取材・文/藤岡 堯)
 

 データイクは2013年に仏パリで創業し、15年に本社を米ニューヨークに移した。国内市場には21年に進出し、22年に日本法人Dataiku Japanを設立。顧客数はグローバルで600社を超え、ARR(年間経常収益)は米国、欧州でそれぞれ1億ドルほどの規模に成長している。パートナーには50カ国以上で3000社以上が加わっており、国内からは野村総合研究所やインテック、NTTデータ先端技術といった大手SIerのほか、小規模ながらもAIやデータ活用の専門的な知見を有するIT企業が名を連ねる。

 プラットフォームの「Dataiku」はSaaSでの利用のほか、プライベートクラウド、オンプレミスにも対応する。料金体系は基本料金とユーザー1人当たりの料金で構成され、ユーザー上限などが異なる「ディスカバー」「ビジネス」「エンタープライズ」の三つのプランと無料プランが用意されている。

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