ソリトンシステムズ
「IBM Lotus Notes／Lotus Domino 8」が登場
管理性に加え、内部統制・セキュリティがキーワードに

ラインアップが充実したNotes／Domino関連ツール

　多くの企業は、何らかのグループウェアを導入し、情報共有を進めている。グループウェアは数多くあるが、なかでも「IBM Lotus Notes／Lotus Domino」（以下、Notes／Domino）は、信頼と実績を積み重ねてきた。

　2008年9月から、Notes／Dominoの最新バージョンである「Notes／Domino 8」（日本語版）が提供されている。このバージョンでは機能強化や利便性の向上などが図られたことから、大きな期待が寄せられている。

　「当社は、10年以上も前から“Notes／Domino”の関連ソリューションを展開してきました。“Soliton UserAdmin”（現ID Admin）“Soliton NotesAdmin”“DoCoDemoNotes”などは、いずれも管理者様の負担を軽減するために、当社で開発してきた製品ラインアップです」と、ソリトンシステムズ・マーケティング本部・プロダクトマーケティング部・ソフトウェア製品グループ・グループマネージャの大西昇氏は語る。


付加価値を高めビジネスチャンスを広げる

　同社の「Notes／Domino」関連ソリューションは、これまで管理性の向上を実現するために開発・提供されてきた。しかし、最近ではそれに加え、「内部統制」や「セキュリティ」を高める目的で導入する企業が増えている。

　「ID Admin」は、ID統合管理ソフトウェアとして知られており、企業の情報システムの基盤とも言うべきID管理基盤を構築する。入社、異動などの人事イベントに応じて、Notes／Domino、Active Directory、LDAP、業務システムなど、さまざまなシステムに対して、ユーザーIDを一括で登録・変更・削除処理することができる。

　「DoCoDemoNotes」は、ユーザーIDとパスワードを入力するだけで、どのクライアントからでも自分のNotesを起動できるソリューションだ。これを使えば、いつものWorkSpaceをネットワーク越しに呼び出すことができる。そのため、使用する場所やPCを問わず、いつどこにいても、使い慣れた環境でNotes／Dominoを利用できる。

　「たしかにパソコンは普及していますが、共有パソコンを利用しているお客様はまだまだたくさんいらっしゃいます。そういった場合にも“DoCoDemo Notes”は、非常に喜ばれます。“ID Admin”と連携させることもできるため、利便性とセキュリティの両面から提案できるソリューションです」（大西氏）。

　「Soliton NotesAdmin」は、Notes／Dominoの管理機能を向上させるサーバー管理支援ツールだ。多くの機能はNotes／Dominoが標準で持ち始めているが、使い勝手などで根強い人気を誇る。操作ログ収集機能は特に人気があり、その機能だけを切り出した“Notes AccessAnalyzer2”も販売している。

　「当社は“Notes／Domino”を活用しているお客様に対して、新しい提案ができる商材をそろえています。リプレースなどで市場が盛り上がりを見せていますが、当社のソリューションも合わせてご提案いただければ、他社との差別化にもなりますし、ビジネスチャンスも広がると思います」（大西氏）というのがパートナーへのメッセージだ。


ソリトンシステムズ＝http://www.soliton.co.jp/