──「EMC Partner of the Year 2013」の受賞、おめでとうございます。実績だけでなく、新たな取り組みも評価されました。

伊藤忠テクノソリューションズ
常務執行役員
ITサービス事業グループ担当役員兼CTO
大久保忠崇氏
大久保氏 EMCと当社のパートナーシップは、1990年代まで遡ります。われわれがストレージ専業ベンダーと最初におつきあいしたのがEMCで、それからは非常に大事なパートナーとして、ともにビジネスを展開してきました。実績はもとより、こうしたEMCと当社とのリレーションシップをご評価いただいたのだと思います。

──2013年のストレージ市場は、どのような状況だったのでしょうか。

大久保氏 ストレージに対するさまざまなニーズが市場から巻き起こった年でした。VMAXやVNXは引き続き高い需要があり、またIsilonのような特徴をもった製品についても需要が出てきました。また、VMwareやPivotalなどの新しいソフトウェアの流れも注目され、EMCが提唱するSoftware-Defined Storageを実現する環境が整ってきました。当社は、ViPRをEMCと共同で検証するなど、新しいアーキテクチャの拡販を積極的に行っています。

──パートナーとして、EMC製品の優位性をどのように捉えていますか。

大久保氏 ストレージ製品単体でみると、機能やスペックは各社とも抜きつ抜かれつの状態です。EMCの絶対的な強みは、大型のVMAXから汎用性の高いVNX、さらにはIsilonのようなスケールアウトNAS製品も揃うという幅広い製品ラインアップにあります。ミッションクリティカルな世界にも強い製品をもち、そのアーキテクチャを各製品に引き継ぎながら、廉価版のストレージにもチャレンジしている。こうした強力な製品ラインアップは、競合ベンダーにはありません。

──EMCジャパンとの協業で、今後期待されるのはどのようなことでしょうか。

大久保氏 ストレージだけのITシステムはあり得ません。サーバーもネットワークも、ソフトウェアも必要です。ITシステム全体を見渡しながら、EMCグループとしてのバリューを高める活動を継続していただくことを期待しています。