Special Issue

ソフトバンクC&S クラウドサービスの販売・管理で国内No.1を目指す「Cloudix」

2016/11/10 19:54

週刊BCN 2016年11月07日vol.1652掲載

 9月に販売パートナー様向けに提供を開始した「Cloudix」は、月額課金型や従量課金型といったさまざまな課金形態のサービスの契約管理ができるプラットフォームです。物販と異なり、クラウドサービスの多くは月額更新のため、お客様からの受注を受けて当社に発注し、納品、請求という業務が毎月、発生します。そこで問題なのが基幹システムの管理。従来の物販システムでは対応できないため、多くの手間をかけてExcelで処理しています。当社自身、数十人もの人手をかけていました。クラウドサービスの利用が急速に伸長する一方、単価が低いにもかかわらず、コスト高の状態を何とかしたいと考えたのがCloudixの発端です。同様の悩みをもつパートナー様にも必ずお役に立てるものと自負しています。

石川裕司
エンタープライズマーケティング本部
エグゼクティブ
ディレクター
兼システム企画室室長
 Cloudixの一番のポイントは、初回だけ発注いただければ次回以降は当社側でベンダーとやり取りをして、自動更新されるため発注は不要になり、自動的に請求する仕組みになっていることです。イメージは、電気・ガスなどの公共料金の支払いと同様です。なお、発注からの納期も原則即日ですが、実質数十分程度です。 サービスで異なる課金の仕組み、例えば、初月次は無料、日割りなどの違いや、解約時の対応などもシステム側で保持しているため、細かな契約内容をいちいち把握するという余計な手間に煩わされません。また、お客様の利用状況や契約内容も一元管理が可能で、毎月更新されるユーザーの追加、削除にも即座に対応します。これにより従来、サービスの発注や顧客管理にかかっていた人手とコストを大幅削減することが可能になります。

 Cloudixは、原則として無償です。現在、対応しているのは「Microsoft CSP製品」でCSPパートナー様が主な対象ですが、順次、各社のサービスに対応していきます。すでに、トライアル環境で利用されているパートナー様や、本番環境での利用準備を進めているパートナー様が数十社おられます。さらに、今後の機能拡張では有料オプションも予定しており、パートナー様のシステムとの連携機能なども提供していく予定です。

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外部リンク

ソフトバンク コマース&サービス=http://cas.softbank.jp/