丸紅グループの携帯電話販売代理店として、業界トップクラスの端末販売を手がけるMXモバイリング。12月に販売開始した「Surface」のLTEモデルは「垂直立ち上げで、Surfaceの8割を占める」と絶好調だ。完全SIMフリーを生かすマルチキャリア対応を強みとすることに加え、リースサービスなど、各種利用プランを提案している。「国内販売されるSurface LTEモデルの半数を占めたい」と意気込む。

LTEモデルの登場で
Surface販売が垂直立ち上げ

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鈴木 聡
法人事業本部
法人統括部
販売推進部
部長

 MXモバイリングが働き方改革支援に取り組み始めたのは4年前と、世の中に比べて早かった。「Office 365」を活用したテレワークを訴求し、日本マイクロソフトとの共同セミナーも数多く実施してきた。さらに2016年末からは、社会保険労務士とタッグを組んで、とくに中小企業向けに働き方改革を訴求し、その実現のためにITデバイスの活用を積極的にアピールしてきた。

 「以前は、働き方改革とセットで提案するデバイスの中心はスマートフォン(スマホ)だった。それが当社の主要商材であるスマホの価値を最も訴求できるポイントであったからだ。しかし、本格的なテレワークの実現となると業務アプリとの連携が不可欠になる。スマホやタブレット端末では連携が不十分だったり、ユーザーインターフェースも異なるなど、課題も少なくなかった。それを克服したのが、業務アプリやOffice 365との親和性が最も高い『Surface』だ」と、鈴木聡・法人事業本部法人統括部販売推進部部長は振り返る。

 同社では、12年から取り扱いを開始し、歴代のSurfaceを扱ってきたが、そのなかでも大きなインパクトとなったのが、昨年12月に発売されたLTE対応の「Surface Pro LTE Advanced」だ。

 同社は、法人向けにSurfaceと外出先での高速データ通信を可能にするWi-Fiルータを組み合わせたセット販売を行っているが、LTE対応のSurface Proが登場してからは、Surfaceの販売が垂直立ち上げになっているという。

 「LTEモデルの発売を心待ちにしていたユーザーが多く、新規でSurfaceを購入するユーザーのほとんどがLTEモデルを選択しており、今ではLTE比率が8割を占めている」と鈴木部長。
 
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 Surface Pro LTE Advancedがこれだけユーザーに受け入れられた理由は、完全なSIMフリーであるからだと指摘する。「Surface 3」でもLTE対応モデルが用意されたが、対応するキャリアや周波数帯の制限があった。

 「今回、完全なSIMフリーモデルとなったことで、マルチキャリア対応である当社の強みをフルに生かせるようになった。当社なら、主要キャリアすべてが選択できるし、これまで携帯販売で培ってきたお得な通信料金プランなどの提案もできる。また、キャリアサービスを熟知しているので、例えば、どのエリアでの通信が強いのかといった、VPNサービスなども含めてお客様に最適な提案ができる」と鈴木部長は訴える。
 
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清水大輔
法人事業本部
ソリューション推進室
マネージャー

 清水大輔・法人事業本部ソリューション推進室マネージャーは、「Surfaceを選ぶユーザーは大手企業から中小企業まで幅広く、業種的な偏りはない。職種では営業職のように社外に持ち出すPCの代わりとしての活用が多いが、デスクトップとモバイルPCを1台にまとめたいという需要も目立っている」と語る。

残価設定リースなど
充実したオプションを用意

 MXモバイリングでは、Surfaceシリーズをサービスとして定額料金で提供する「Surface as a Service」に合わせ、このほど新たなソリューションとして「Surface Plus M 残価設定リースサービス」を開始した。

 このサービスは、SurfaceとOffice 365、保守の3点を含む特別セット。

 リース期間で2年と3年プランを用意しているが、エントリーモデルなら月額3000円台からの利用が可能だという。あわせて、標準保証(1年)に1年延長保証をプラスしリース期間に合わせた2年のオリジナル保守パックを提供する。

 また、オプションサービスも充実しており、Surfaceを利用する際のセキュリティポリシーの設定から、キッティングやアプリケーションの選定もサポートする「スマートデバイス導入支援」や「Office 365構築支援」を用意する。さらに、FMC対応で各キャリアなどからの請求データを一元管理し、通信費用の最適化を行う独自サービス「通信費最適化支援」を提供。これにより携帯・固定電話を含めた面倒な管理業務を効率化し、モバイル通信環境の見直しにも貢献できる。

 「Office 365構築支援はリースサービスの前から提供しているが、すでに500社の導入実績がある。操作トレーニングも実施しているので、中小企業の方々にもぜひ活用してほしい」と清水マネージャーはアピールする。

 Surface Plus M 残価設定リースサービスの提供を始めてから、さらにSurfaceに関する問い合わせが増えているが、実際の商談段階では初期費用と支払い総額とを考慮して、一括購入を選択するユーザーも多いという。

 「当社は、クライアントに関することならすべてお任せくださいというスタンス。目標として、国内販売されるSurface LTEモデルの半数を占めたい」と鈴木部長は抱負を語る。