富士通のセッションでは、「テレワークに最適なITインフラで崖を乗り越えよう!」とのテーマで、インフラストラクチャシステム事業本部 統合商品事業部 事業部長の加藤浩晃氏が、同社のITインフラソリューションを紹介した。

富士通
インフラストラクチャシステム事業本部
統合商品事業部 事業部長
加藤浩晃氏

 冒頭で加藤氏は、富士通が提唱する「Reimagine(再構想)」というニューノーマル時代に向けたコンセプトを紹介。「コロナ対応を契機としてIT環境にも変化が求められている」のだという。具体的には、基幹系システムのクラウド移行やハイブリッド統合管理への取り組みが増加しており、「デジタルトランスフォーメーション(DX)領域を見据えたクラウドサービスとオンプレミスとの使い分けやハイブリッド運用は、さらに活性化してくる」との見方を示す。

 ニューノーマル時代における働き方改革として、テレワークの導入は標準化されつつある。当初求められたスピード導入よりも安全性と運用効率化に重点が置かれ、「リモートデスクトップ接続からアプリケーションの仮想化、仮想デスクトップ(VDI)の導入によるセキュリティ強化、運用効率化の方向に進んできている状況」と加藤氏は解説する。富士通では「安全性と運用効率性が最も高いVDI環境とクライアント端末を提供」している。

 オンプレミス型のVDI環境として注目を集めているハイパーコンバージドインフラ(HCI)は、運用性を重視し、早期に導入しリニアに増設していく構成となる。製品は「PRIMEFLEX」シリーズで、Microsoft Windows ServerとVMware vSANの各アプライアンス製品を提供。GPU搭載タイプなどのラインナップも充実しており、「ユーザーの要求に応じて柔軟な構成が取れる上、運用管理者の負担も抑えられる」としている。さらに、Nutanixモデルや自由な構成を選択できる認証構成としてReady Node モデルも提供している。

 性能や設計を重視したデータ保護、バックアップ要件などに対しては、サーバー+外付けストレージという構成を提案。高性能サーバー「PRIMERGY」およびストレージ「ETERNUS」シリーズのラインアップで、「ユーザーのさまざまなニーズに合わせた最適な構成を構築できる」という。

 クラウド型では、仮想デスクトップサービス(V-DaaS)を提供。クライアント端末には、セキュアな機能を備えたシンクライアント「FUTRO」シリーズや、薄型軽量モバイルPC「LIFEBOOK」シリーズをラインアップする。

 富士通におけるテレワーク導入実践事例も時系列で紹介され、最後に加藤氏は、「ニューノーマル時代の働き方として、これらのプラットフォームを活用し、安心してテレワーク環境を構築・運用してほしい」と訴えた。