Special Issue

増え続けるサイバー攻撃 効果的な対策とは?

2023/02/10 09:00

週刊BCN 2023年01月23日vol.1954掲載

「サイバー攻撃は前年比でグローバル50%、国内で86%増加しました。
2021年の世界的なスポーツ大会の前後で攻撃が顕著に増えており、
その後も攻撃数は増え続けているとのことです」





 日本国内へのサイバー攻撃は前年比で86%増加しているという衝撃的な調査結果(チェック・ポイント「2022 セキュリティ レポート」日本版より)がある。21年のデータではあるものの、年間を通じて増加傾向が続いており、22年から23年にかけても継続していくことが予想されている。また1日当たりの攻撃回数は4年前の3倍以上、13億回を超えているという報告もあるほどだ。この背景にあるのはマルウェアの急増だ。16年時点ですら1日に35万もの新しいマルウェアが生まれているといわれていた。だが、攻撃者や彼らを支援する悪意ある犯罪者たちは急激に進化したAIを用いて新種のマルウェア、あるいはその亜種を生成しており、今では1日に100万種類以上もの新しいマルウェアが登場しているとされている。

 そして、そうした未知のマルウェアを、一般的なウイルス対策ソフトは検知することができないのだ。一般的なウイルス対策ソフトはパターンマッチングと呼ばれる手法が採用されている。これは過去に攻撃で使用されたマルウェアを記録したファイルを参照し、それと同一のパターンでふるまうマルウェアを検知する仕組みだ。つまり、まだ出回っていない(未知の)マルウェアを検知することは基本的に不可能なのだ。



 では、未知のウイルス/マルウェアの前に私たちは完全に無力なのかといえば、決してそんなことはない。HPのビジネスPCに実装される「HP Sure Sense」は、ディープラーニングAIを用いた先進的なウイルス/マルウェア検知ソフトウェア。パターンマッチングに頼ることなく、AIが深層学習によってマルウェアの構造やふるまいを効率的に学習し、リアルタイムで不審なプログラムをブロックする。その検出率は実に99%にも及ぶというから、もう未知のウイルス/マルウェアに怯える必要はなくなるというわけだ。

 しかも「HP Sure Sense」は最小限のPCリソースで動作するため、一般的なウイルス対策ソフトのように、スキャン中にPCの挙動が極端に重くなるということもない。実に優れたセキュリティソリューションなのだ。

 日本HPのビジネスPCはこうした先進的なセキュリティ機能を数多く実装しており、導入したその日から利用できる。さらに有償版「HP Wolf Pro Security」にアップデートすれば、脅威を封じ込める機能の隔離対象となるファイルが大幅に拡大するため、より厳重なセキュリティ対策が実現する。
 




 上記した「HP Sure Sense」はもちろん、ウイルスやマルウェアをPC内の仮想マシンに封じ込め、感染自体をなかったことにできる「HP Sure Click」、PC画面の覗き見を防止する内蔵型プライバシースクリーン「HP Sure View」など、HPの先進的なセキュリティ機能が全部盛りになっているのが、ハイエンドラインの「HP Eliteシリーズ」だ。

 中でもフラグシップモデルである「HP Elite Dragonfly G3」は重さ約1.0kg(*1)と軽量なビジネスモバイルPC。搭載する「第12世代インテル® CoreTM プロセッサー・ファミリー」は第11世代と比較して最大27%の高速化を実現している。ディスプレイも3:2の縦横比で、一般的なノートPCよりも縦方向に画面が拡大しているため、書類作成時の作業性やWebブラウジングの効率が向上する。これは生産性向上に直結するうれしい機能といえるだろう。ビジネスモバイルということで気軽に持ち歩け、会社でも外出中でも、あるいは在宅でも、ビジネスユースに十分以上のパフォーマンスを発揮する。リモートワークが普及した昨今、使い勝手の良さと1歩進んだセキュリティ対策の両立を模索している企業ユーザーにおすすめできるPCなのだ。
 




 HPのビジネスPCは上記したビジネスモバイルPCの他にも、大画面のA4ノートPC、省スペースボディのデスクトップPC、さらにはワークステーションなど、幅広いラインアップを展開している。業種・業態、働く人や働き方に合わせて、最適な1台を選ぶことができる。その代表的なモデルを紹介しよう。
 
 
 
 
 



 HPはセキュリティに配慮したビジネスPC製品から、外付けディスプレイ、快適なリモート会議をサポートするWebカメラなどの周辺機器から、キーボードやワイヤレスマウスなどのアクセサリー類まで、包括的なビジネスソリューションを提供している。ビジネス生産性の向上を期する企業に、提案する価値のあるブランドといえるだろう。

*1:最小構成時。構成によって重量は変わります。
*2:1年間保証の内容は、1年間引き取り修理サービス、1年間パーツ保証/電話サポートとなります。
*3:1年間保証の内容は、1年間翌営業日オンサイト対応、1年間パーツ保証となります。
●Ultrabook、Celeron、セレロン、Celeron Inside、Core Inside、Intel、インテル、Intel ロゴ、Intel Arc graphics、インテル Arc グラフィックス、Intel Atom、インテルアトム、Intel Atom Inside、Intel Core、インテルコア、Intel Inside、Intel Inside ロゴ、Intel vPro、インテルヴィープロ、Intel Evo、インテル Evo、Pentium、ペンティアム、Pentium Inside、vPro Inside、Xeon、ジーオン、Xeon Inside、Intel Agilex、インテル Agilex、Arria、Cyclone、Movidius、eASIC、Ethernet、Iris、Killer、MAX、Select Solutions、Select ソリューション、Si Photonics、Stratix、Tofino、Intel Optane、インテル Optane は、Intel Corporation またはその子会社の商標です。
●記載の社名、品名は各社の商標または登録商標です。
●記載された内容、価格、仕様などは予告なしに変更する場合があります。


 
 
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外部リンク

日本HP=https://www.hp.com/jp-ja/

ダイワボウ情報システム=https://www.pc-daiwabo.co.jp/