Special Issue
デル・テクノロジーズ セキュリティーとレジリエンシーを確実なものに デル・テクノロジーズのベストプラクティス
2025/08/28 09:00
週刊BCN 2025年08月25日vol.2072掲載

執行役員
インフラストラクチャーソリューションズ
SE統括本部 統括本部長
森山輝彦氏
最初に、森山氏は増大する一方のランサムウェアの脅威について「もはや、『攻撃されるかどうか』ではなく、『いつ攻撃されるか』を考えねばならない状況になっている」と指摘。そのような脅威に対抗するには「アクセス制御」「全データの暗号化」「バックアップとリカバリー」「脅威インテリジェンスの統合」「継続的な行動監視」の五つのポイントで防御態勢を整える必要があると説明した。
では、サイバーディフェンスで企業は何を守らなければならないのか。森山氏は「企業価値の源泉となるデータこそが守られるべき対象だ」と述べて、そのためには「防御」「検知」「対応」の三つの取り組みが重要だと強調した。防御ではアタックサーフェス(攻撃対象領域)を少しでも減らして攻撃を受けにくくし、検知では異常な振る舞いをAIや機械学習を活用して高い精度で捕捉。被害が発生したら、バックアップや改変不能スナップショットなどからデータを復旧するのである。
そこで、デル・テクノロジーズは、これらのセキュリティー対策を効果的に実行するためのさまざまな仕組みをPC、サーバー、ストレージ、データ保護などの製品に組み込んで提供している。
例えば、デバイスそのものについては、「設計・開発」→「部材調達」→「製造」→「輸送・納品」の各工程でセキュリティーを強く意識したモノづくりを実践。さらに、デジタル署名入りのセキュリティーチップをデバイス内に組み込むことによって、改変の有無を出荷時に確認できるようにしている。また、ストレージ製品の多くは改変不能なスナップショット機能を備えており、データ復旧の能力も高い。
注目すべき製品としては、2020年の登場以来進化を続けるオールフラッシュストレージ「Dell PowerStore」だ。24年に発表した「PowerStore Prime」では、製品そのものの機能向上のみならず、「Dell APEXサブスクリプション)」による柔軟な支払方法や、「Lifecycle Extension with ProSupport」によるお客様の投資保護を最適化するプログラムなどが追加された。データ削減率も5:1と高く、多量のデータを扱っている企業にも良い選択肢となることだろう。
「ある調査によれば、ランサムウェア攻撃を経験済みの企業は調査対象の76%にも達している」と森山氏。そうした脅威から企業のデータを守るには、セキュリティーとレジリエンシーの機能を兼ね備えたソリューションを選んでほしい、とセッションを締めくくった。
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外部リンク
デル・テクノロジーズ=https://www.dell.com/ja-jp/shop/scc/sc/storage-products