コジマ(小島勝平社長)とソリマチ(篠崎紘一社長)は、ブロードバンドを活用した個人事業者向けサービスを行うことで提携した。ソリマチが昨年12月14日に発売した個人事業者向け会計ソフト「みんなの青色申告<会計王>」(9800円)のサポートサービスに、コジマのADSL接続サービス「コジマネットADSL接続サービス by eAccess」を活用し、リモートコントロール・オンラインサポートを実施していく。

 発売から1か月は無料でサポートを実施し、ユーザー向け情報メールマガジン、60人体制で1時間3000円程度の有償サポート、税制改正時の更新、経営実務セミナーの開催、Q&Aの提供と、将来は税務申告や資金調達に関するサポートの実施を検討していく。年間6万本の販売を見込む。

 コジマ・小島章利専務は新サービスの狙いについて、「今期は60万台のパソコンを販売する見込みだが、そのなかには個人事業者も含まれている。個人事業者市場は成長分野であり、当社にとっては新マーケットとなる。今回、国内の会計ソフトでトップクラスの実績をもつソリマチさんと提携することで、個人事業者向けビジネスに一層力を入れていく」と、販売を積極拡大していく意向を示した。

 現在の計画では、「長くても5年間で30万ユーザーを獲得し、個人事業所市場の1割を当社でカバーしたい」(小島専務)としており、すでに取り扱い商品でも個人事業者向け複合機やレーザープリンタなどを大型店中心に販売開始している。

 一方、ソリマチでは、「個人事業所数は325万件あるとされているが、そのうちIT化されているのは当社の調査では1割しかない。個人事業者の場合、知識、時間、お金がないためにIT化が進んでいない。低価格でハード、ソフトが導入できるコジマの商品を購入し、サポートも低価格で受けられるようにして、当社のコアユーザーになってもらう仕組みとして今回のサービスは有効」(反町秀樹常務)と、新規顧客獲得に意欲を見せている。