日本ユースウェア協会（JUA、広岡享会長＝クリエイトラボ社長）は、2002年の新事業として、新しい研究会「成功するeビジネスモデル構築研究会」の設立・発足と、「ITサービス白書」の刊行に取り組む。

　「成功するeビジネスモデル研究会」は、JUAの前々会長であるシーガル・桑山義明社長が行っているオープンコンサルティングプロジェクトの協力を得て、セミナーを実施していく。

　1月21日に「中小企業の情報化、eビジネスモデルとITコンサルティングについて」と題するセミナーを実施するのを手始めに、2月、3月と月に1回ペースで有料セミナーを実施していく予定。

　「1回1万円の有料でセミナーを行っていくが、本来は3-5万円くらいの値打ちがあるものだと考えている」（広岡会長）と話す。

　また、ITサービス白書は、「以前から刊行を試みたことがあるものの成功せず、JUAだけでは実現は難しい。今回、社団法人日本パーソナルコンピュータソフトウェア協会のカスタマーサポートサービス委員会と協力することで、刊行を実現したい」としている。

　さらに今年中に、サービス・サポートを実施する他の団体なども招いたシンポジウムを積極的に開催し、「そこで問題点を明らかにしながら、ほかの関連団体の協力も得て刊行に踏み切りたい」意向でいる。