地域性を直視した本当の「CRM」を――。ダイワボウ情報システムの札幌支店が昨年末に、松江支店が今年始めに開催した「ミニDiSわぁるど」では、それぞれの地域性を重視した訴求を実践、従来の画一的なフェアからの脱皮が関心を集めた。

 札幌支店開催では、「展示会場を各販売店の商談の場にする」(芳賀正則支店長)をコンセプトとし、企業向けシステムを中心に紹介した。販売店が顧客を招待しやすくするため、あえてフェアの冠にDiSと入れず、展示会場にはゆったりとした商談スペースを設けるなど、自らは裏方に徹する構成とした。

 札幌支店では展示会終了後のアンケート結果を基に、案件刈り取りのための「コールデー」を設定、資料などの配付やメーカー同行による販売店、エンドユーザーの囲い込みが効を奏し、今年に入っての商談につながっている。

 松江支店開催では、「山陰という地域特性から実物を間近で見るチャンスが少ないユーザーが実際に触れる場を提供する」(安宅淑哉支店長)基本方針を徹底、セキュリティや無線関連など、顧客の当面の課題を解決するソリューションが高い関心を集めた。