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インフォマニア、アルファ総研 ウイルス駆除のASPサービス開始

2002/08/26 16:26

週刊BCN 2002年08月26日vol.954掲載

 インフォマニア(大西恒樹社長)は、既存のメールシステムと全く独立して動くウイルス駆除システム「ezフィルター」を開発、これを使ったウイルス駆除ASPサービスをアルファ総合研究所(若松裕之社長)が運営するアルファインターネットと共同で個人およびプロバイダ向けに販売開始する。

 同システムは、ユーザーからのPOP接続を代理処理し、この過程でウイルスチェックを実施することで、ユーザーがウイルスに感染したメールを受信することを防止する。また、送信時にもウイルスチェックを行うことができる。

 ウイルスチェックエンジンには、エフ・セキュア社のアンチウイルススキャナを搭載し、1日数回定義ファイルの更新を自動で行うことによって、最新ウイルスにも迅速に対応する。

 同社では、このシステムを使った一般向けサービスを8月31日から開始する。一般ユーザーは、接続先のプロバイダやメールアドレスを変えることなく、同社提供のウェブサイト(http://www.ezf.jp/)に登録するだけで、メール送受信の際のウイルス駆除サービスを受けることができる。利用料金は、1メールアカウントあたり年額3600円。

 また、アルファインターネットでは、インフォマニアからシステム提供を受け、約40万人の会員向けにサービス提供すると同時に、他のプロバイダ向けにも8月31日からOEM販売を開始する予定。
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