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富士通、日本オラクル 顧客のシステム構築支援で連携強化

2002/09/09 16:30

週刊BCN 2002年09月09日vol.956掲載

 

 富士通(秋草直之社長)と日本オラクル(新宅正明社長)は、可用性・柔軟性の高い顧客のシステム構築を目指し、両社の戦略製品の連携を強化する。

 富士通では、同社の「プライムパワーセンター」内に「富士通RACインテグレーションセンター」を開設した。

 同センターには、富士通のUNIXサーバー「プライムパワー」、基盤ソフトウェア「プライムクラスター」、「システムウォーカー」、「インターステージ」、ストレージシステム「エターナス GR700シリーズ」と、オラクルのクラスタ対応製品「オラクル9i リアルアプリケーションクラスター(オラクル9i RAC)」を常設。

 (1)クラスタシステムの切り替え時間や処理量変化の体験デモを実施、(2)高信頼システムの構築に向けた推奨構成の作成、(3)クラスタシステムの性能に関するベンチマークテストの支援、(4)クラスタ構築サービス──などを提供し、顧客のシステム構築を支援していく。

 また、各種ベンダーのアプリケーションとの連携支援なども行い、システム全体をインテグレーションしたソリューションを提供する。
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