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大塚商会 中間決算は増収減益

2003/08/11 19:30

週刊BCN 2003年08月11日vol.1002掲載

 大塚商会(大塚裕司社長)の今年度(2003年12月期)の6月中間期連結決算は、売上高が前年同期比5.3%増の1790億4100万円、経常利益は同3.1%減の57億4500万円と増収減益になった。

 増収は、サプライ通信販売の「たのめーる」、業務システム「スマイルシリーズ」など重点事業が堅調に推移したため。減益は本社ビル移転関連経費や、パソコン販売店「αランド」の撤退費用などが主な原因となった。

 大塚社長は、「減益要因はいずれも一過性のもの。重点事業に加えて、本業のシステムインテグレーションやサービス・サポート事業は順調に伸びている」と話した。

 今年度の通期連結決算の売上高は前年度比4.4%の3385億円、経常利益は同10.1%増の85億5000万円と増収増益を見込んでいる。
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