前アップルコンピュータ社長の原田永幸氏が日本マクドナルドホールディングス(パット・O・ドナヒュー会長兼CEO)の子会社である日本マクドナルドの代表取締役副会長兼CEOに就任した。

 原田氏は、3月30日に開催予定の取締役会で日本マクドナルドホールディングスの代表取締役副会長兼CEOにも就任する予定。

 原田氏は、「アップルは、1990年代前半からコンシューマ向けパソコン市場で常に前年度を上回る売り上げをクリアしてきた。アップルでの14年間における経験を生かし、マクドナルドに貢献できると確信している」と強調。マクドナルドについては、「食文化が多様化しているなかで多くの顧客層が来店する可能性を秘めている。お客さんに一層喜ばれる企業に発展させる」と外食産業への転進に自信をみせた。

 日本マクドナルドホールディングスの03年度(03年12月期)連結決算は、売上高が前年度比6.5%減の2998億2300万円と減収になり、利益面でも営業利益は同27.9%減の28億4200万円、経常利益が同7.5%減の18億9600万円、最終損失で71億2100万円(前年度は23億3500万円)と減少した。

 ドナヒュー会長兼CEOは、「原田氏はアップルの経営基盤を構築し、目ざましい成長を遂げる企業に育てた」と、アップルコンピュータ時代に見せた経営のノウハウをマクドナルドでも発揮することに期待を寄せている。