ERP(統合基幹業務システム)開発のワークスアプリケーションズ(牧野正幸CEO)は、認定資格制度「カンパニー・プロフェッショナル」(仮称)の検討を始めた。早ければ今年7月にも開始する。これまでは大企業向けの直販が中心だったが、認定資格制度を通じて一部、パートナーを通じたビジネス展開を始める。

 認定資格制度は、製品の操作技能を認定する「オペレーティングスキル」、システムの運用管理を認定する「運用管理スキル」、システム導入時の「導入プロジェクト・マネジメントスキル」など数種類を検討しており、いずれも顧客企業への教育・導入サービスに主眼を置いている。

 牧野CEOは、「販売チャネルを増やすのが主目的ではなく、顧客企業へのサービス拡充を重視している」と、システムインテグレータなどパートナーの力を借りて顧客企業の満足度向上に力を入れる。

 同社はこれまで、顧客企業の情報システム子会社と協業することはあっても、他のシステムインテグレータと協業することはなかった。独立系システムインテグレータとの協業の道を開く認定資格制度を設けるのは今回が初めて。向こう2─3年は、直販主体のビジネスモデルは変わらないと見られるが、長期的にはパートナーとの協力体制を強化していく方針を示すものとなる。