情報処理推進機構(IPA、藤原武平太理事長)は、2004年上半期および04年6月のコンピュータウイルス・不正アクセスの届出状況を発表した。

 04年上半期のコンピュータウイルス届出件数は2万1957件で、前年同期の7366件に比べ約3倍、また03年の年間届出件数1万7425件を超える件数となった。届出件数増加の要因としては、1月に「W32/Bagle」、「W32/Mydoom」、2月に「W32/Netsky」が出現し、それぞれ複数の亜種が猛威を振るったことが挙げられる。これら3つのウイルスの届出が1万1324件と、全届出件数の半数以上を占めた。

 6月の届出件数は、5422件となり、5月の5439件から高水準での推移となった。特に、「W32/Netsky」ウイルスは1875件の届出が寄せられており、5月の1984件に引き続き1000件を超え、依然として蔓延している状況が伺えた。続いて、「W32/Bagle」502件、「W32/Klez」362件となった。